はりきゅうのいろは

はりきゅう(鍼灸)についてのブログです。

#2 鍼灸師・鍼灸学生にオススメの書籍vol.1

 

 

みなさんおはようございますこんにちはこんばんは。

 

 

鍼灸師のヤイケです。

 

 

最近、私のSNSを一つのリンクにまとめてみたので、良かったら覗いてみてください。

lit.link

 

説明欄に商品やHPの記載がありますが、何も販売していません笑

 

 

 

さて、本日は鍼灸師鍼灸学生にオススメの書籍ということで、私が今まで読んできた中でオススメしたい書籍を紹介していきたいと思います。

 

 

 

今回オススメする書籍は

ダニエル・キーオン著書

「閃めく経絡」です。

 

 

 

「閃めく経絡」はホーマートン大学病院救急医療専門医である、ダニエル・キーオン先生著、鍼灸師であり研究者の建部陽嗣先生が日本語に訳された書籍です。

 

以下はAmazonの商品説明欄に記載されている紹介内容です。

東洋医学で全身に分布されていると考えられている12の経絡。経絡上の経穴(ツボ)に鍼や灸、マッサージ、指圧を加えることで、全身に影響を与えることを治療家ならば誰もが経験していることだろう。だが、その存在は明らかにされていない。
そんな目に見えない経絡や経穴について、発生学の最新知識から読み解いたのが、本書である。「気」とは何か。なぜ経絡がこのような配置なのか。これらの答えは人体がどのように発生し、どのように作用しているのかを深く理解することで明らかになる。
また、本書が導く知られざる鍼灸の「サイエンス」は、現代医学では未解明の部分を解き明かす。身体を巡るミステリーの鍵は「ファッシア」(筋膜・膜)にあった。
鍼灸師で救急診療専門医の著者による、医学の常識を覆す英国の話題作がついに上陸!

 

ダニエル・キーオン先生は救急医でありながら、鍼灸の本場中国であの有名な王居易先生のもと、鍼灸東洋医学について学ばれました。

 

今もまだ経絡をはじめ「ツボ」や「気」と言われる東洋医学の概念は完全に解明されていません。

世界中の研究者たち(私も大学院生ではありますが研究に携わっているという観点では研究者だと思っています)が、日々その謎の解明に向けて研究をしています。

 

 

この「閃めく経絡」は様々な西洋医学東洋医学の視点から経絡について触れられています。

中には科学的な表現がたくさん出てきますが、東洋医学鍼灸の内容がベースなので、科学的な表現が苦手な鍼灸師鍼灸学生の方でも理解しやすいと思います。

 

 

 

なぜこの書籍がオススメなのか?

 

それは「経絡」や「ツボ・気」、「東洋医学」を新たな視点から読み解いていて、学校や臨床現場で教わった概念にまた新たな概念を知ることで、鍼灸という学問への関心が高まります。

 

つまり、新たな考えや思考を持つことにより、さらに鍼灸に興味が湧くと私は思いました。

 

一つの視点から物事を見るのではなく、広い視野を持つことで鍼灸師としてさらに成長できると考えます。

 

 

今までたくさんの鍼灸に関連する書籍を読んできましたが、本当に鍼灸師鍼灸学生の方々にオススメしたいと思う書籍の一つです。

 

 

何回も同じことを言っていますが、本当にオススメです!

鍼灸を新たな視点から見ること考えることができる書籍

 

鍼灸についてもっと知りたい方は是非とも読んでみてください。